

・マルタ留学に興味があるけれど、どんな魅力があるのか気になりませんか?
・メリットはもちろん、デメリットもしっかり理解しておきたい。
この記事では、そんな疑問や不安を解消するために、マルタ留学の特徴や基本情報をわかりやすく解説します。
マルタはヨーロッパの綺麗な地中海に浮かぶ小さな島国で、公用語に英語が使われているため、英語学習に最適な環境です。
さらに、カナダやイギリスなどの主要留学先に比べて学費や生活費を抑えやすいのも大きな魅力。
2026年からはワーホリも開始することが発表されたばかりの人気上昇中の留学先です!
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マルタ共和国ってどんな場所?

国名 | マルタ共和国 |
首都 | ヴァレッタ |
島 | マルタ島・ゴゾ島・コミノ島 |
公用語 | マルタ語・英語 |
面積 | 316平方キロメートル(東京23区の約半分) |
人口 | 約40万人 |
通貨 | ユーロ |
日本との時差 | -8時間(サマータイム時は-7時間) |
マルタは地中海に浮かぶ小さな島国で、美しい海と歴史的な街並みが魅力の留学先です。
国土は東京23区の半分ほどとコンパクトですが、首都ヴァレッタは世界遺産に登録されており、街全体がヨーロッパらしい雰囲気に包まれています。
公用語として英語が使用されているため、ヨーロッパ圏で費用を抑えながら英語を学べる点が大きな特徴です。
さらに、マルタは年間を通して温暖な気候に恵まれ、観光地としても人気が高いため、勉強と同時にリゾートライフも楽しめます。
マルタはイタリアのすぐ下、チュニジアの右上に位置しており、まさに地中海の真ん中に浮かぶ小さな島です。
このような立地のため日本からの直行便はありませんが、中東のドバイやイタリアから経由してアクセスできるため、留学中に他の国々へ旅行する拠点としても便利です。
マルタ留学の特徴

ヨーロッパでも珍しい英語が公用語
マルタ共和国の公用語はマルタ語と英語の二言語です。
地中海に浮かぶこの島は、イギリスとアジア・中東を結ぶ貿易ルート上にあったため、1800年頃から1964年までイギリスの植民地として統治されてきた歴史があります。
その影響で現在も英語が広く使用されており、教育やビジネスの場でも共通語として機能しています。
街中のレストランやカフェ、スーパー、公共交通機関では英語表記が一般的で、留学生が生活するうえで言葉の壁を感じにくい環境です。
ヨーロッパ中心の多国籍なクラスメイト
マルタは地中海に位置しているため、イタリアやドイツ、スペインといった周辺ヨーロッパ諸国からの留学生が多く集まります。
また、ブラジル・メキシコ・コロンビアなど南米からの学生も一定数おり、クラスメイトは多国籍。
特にヨーロッパからの留学生と交流できる点は、カナダやフィリピンの留学先では得にくい、マルタならではの魅力です。
年間を通して温暖で過ごしやすい気候
1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
最高気温 | 15 °C | 15 °C | 17 °C | 19 °C | 23 °C | 27 °C | 30 °C | 30 °C | 27 °C | 24 °C | 20 °C | 17 °C |
平均気温 | 13 °C | 12 °C | 14 °C | 16 °C | 19 °C | 23 °C | 26 °C | 27 °C | 24 °C | 21 °C | 18 °C | 14 °C |
最低気温 | 10 °C | 10 °C | 11 °C | 13 °C | 16 °C | 20 °C | 22 °C | 23 °C | 21 °C | 18 °C | 15 °C | 12 °C |
引用:WeatherSpark「マルタ島における年間の平均的な気候」
マルタは典型的な地中海性気候で、年間を通して温暖かつ過ごしやすい気候が特徴です。夏は乾燥して晴天の日が多く、リゾート感のある留学生活を楽しめます。6月〜9月の平均最高気温は27〜30°Cと高めですが、湿度が低いため比較的快適に過ごせます。
一方で冬も平均最高気温が15〜17°C程度と温暖で、日本のように厳しい寒さはありません。11月〜2月は雨季で雨が多くなるため、時期を選んで留学するのがおすすめです。

11〜2月の時期に留学する場合は、フィリピン留学がおすすめです!



マルタ留学では「学生寮滞在」がメイン
マルタ留学の滞在方法には、学生寮(レジデンス)、ホームステイ、ルームシェア、ホテルの4つがあります。
その中でも最も多くの留学生が選ぶのは「学生寮滞在」です。理由は、同じ学校のクラスメイトと交流しやすく、ホームステイに比べて費用を抑えられるうえ、英語を使う機会も自然と増えるからです。
次に人気なのが「ホームステイ」です。現地の家庭で生活でき、食事も提供されるため、学校以外でも英語に触れる機会が増えます。「語学学校だけの生活に物足りなさを感じる」という人には、ホームステイが特におすすめです。
マルタ留学のメリット

①留学費用が抑えられる
マルタは他の主要な英語圏(イギリス・アメリカ・カナダ・オーストラリア)に比べて学費や生活費が安く設定されています。語学学校の授業料は、1ヶ月あたり8〜15万円程度で、イギリスやカナダよりも安く通える学校がほとんどです。
家賃や外食費もイギリスやカナダと比べると安く、長期滞在でもコストを抑えやすいのが魅力です。「ヨーロッパで英語を学びたいけれど費用が不安」という人にピッタリなのが「マルタ留学」です!
カナダ | イギリス | マルタ | |
---|---|---|---|
学費(語学学校) | 約12〜18万円 | 約15〜25万円 | 約8〜15万円 |
家賃(シェア) | 約8〜12万円 | 約10〜15万円 | 約5〜9万円 |
食費 | 約3〜4万円 | 約4〜5万円 | 約2〜3万円 |
交通費 | 約1〜1.5万円 | 約1〜1.5万円 | 約5千〜1万円 |
合計(月) | 約24〜35万円 | 約30〜45万円 | 約15〜25万 |
②ヨーロッパ旅行に行きやすい
マルタは地中海の中心に位置しており、イタリアやフランス、スペインなどの主要都市へは2〜3時間で行けます。格安航空会社(LCC)も多く、片道30ユーロ前後で周遊できることもあり、週末旅行で気軽にヨーロッパ各国へ行けるのが大きなメリット。
さらに、マルタはユーロ圏に属しているため、周辺ヨーロッパ国への旅行でも両替の必要がありません。為替手数料や時間をしっかりと節約できるため、旅行と学びを両立できるでしょう。
③2026年からはワーホリも活用できる
日本とマルタは2025年7月16日に、2026年1月1日から両国間でワーキングホリデー制度を開始することで合意しました。
そのため、語学留学とワーホリをうまく組み合わせながら長期滞在する方法も来年からは主流になるかもしれません。

2025年8月現時点で、外務省から発表されている内容は以下の通りです。
- 2026年1月1日から開始予定
- 対象年齢は18〜30歳
- 入国日から1年以内の期間の滞在が許可される
- 旅行資金を補うための労働許可証なしの労働が認められる
▶︎外務省(マルタ共和国との間のワーキング・ホリデー制度に関する口上書の交換)

まだワーホリのビザ枠や申請プロセス等公式で発表されている情報が少ないため、ワーホリを検討している方はスカイカナダのインスタをフォローしてお待ちください。https://www.instagram.com/skycanadaryugaku
マルタ留学のデメリット

時期や学校によっては日本人が多い
夏休みシーズン(6月〜9月)は世界中から留学生が集まりますが、日本人留学生も増える時期です。特に人気校ではクラス内の3割ほどが日本人というケースもあり得ます。
そのため、しっかりと英語環境を求める場合、あえて秋〜春のオフシーズンを狙ったり、日本人比率が低い学校を選んだりする工夫が必要です。

学校選びに関しては専門スタッフがしっかりとカウンセリングしますので、ご安心ください!
観光地のため、遊びの誘惑が多い
マルタは「地中海のリゾート地」として有名で、透き通った海や観光地を楽しみに訪れる観光客も多い国です。
そのため、ガッツリ英語学習に集中したいという方には正直お勧めはできません。
どちらかというと、英語学習も頑張りたいが、綺麗な海やヨーロッパ観光も全力で楽しみたいという方に向いています。
もちろん、英語学習をメインで行かれる方にとって、海でのアクティビティやイベント、バーなどの誘惑が多く、気を抜くと勉強より遊びに時間を使ってしまうこともあります。

自己管理を意識しないと、せっかくの留学が観光中心になってしまうリスクがある点は注意しましょう。
英語にマルタ語の訛りがあるケースも
マルタでは公用語として英語が広く使われていますが、98%の住民はマルタ語を母語としています。そのため、地元の人が話す英語にはマルタ語のアクセントに影響を受けているケースがあります。
そのため、英語を第一言語として使われているイギリス、アメリカなどの英語を期待していくと、ギャップが生じる可能性があります。マルタ留学をする上で、英語の訛りの部分を理解した上で決断をしましょう。
ただしマルタ訛りの英語はゆっくり話されるという特徴があるため、英語初学者にとっては理解しやすいというメリットもあります。また、語学学校の講師は基本的にネイティブレベルの英語を話すため、学習面で大きな問題はありません。
マルタからカナダの2カ国留学

マルタ留学は費用を抑えながら英語学習ができるため、ステップアップとしてカナダ留学につなげるプランも人気です。
例えば、まずはマルタで3〜6か月間しっかり英語を学び、基礎力や会話力を身につけます。その後、カナダに移動して、ワーホリ、カレッジ進学、あるいはCo-op(有給インターンシップ)プログラムに参加する流れです。
マルタでの学習はヨーロッパや南米からの多国籍なクラスメイトと一緒に学ぶため、アクセントに柔軟に対応できる力が身に付きます。そして、カナダではネイティブに近い環境でさらに実践的な英語を磨き、仕事や学業に直結させられるのが魅力です。
「コストを抑えて英語の土台を作り、その後にカナダでキャリアにつながる経験をする」という2カ国留学プランは、留学費用と学習効果のバランスを重視する人におすすめです。


フィリピン留学とのマルタ留学の比較

カナダと組み合わせる2カ国留学として、フィリピン留学も人気が高いプランとして注目されています。それぞれの特徴を比較すると以下のようになります。
マルタ+カナダ | フィリピン+カナダ | |
---|---|---|
学費・生活費 | カナダよりは安いが、フィリピンより高め | アジア圏で最も安く、短期でも費用対効果が高い |
学習環境 | グループレッスン中心、ヨーロッパ圏・南米など多国籍 | マンツーマン授業で集中して英語学習 |
英語の種類 | 公用語に英語。ブリティッシュ寄りの発音でマルタ訛りも | アメリカ英語寄りの発音、フィリピン訛りも |
生活環境 | リゾート地のような雰囲気。ヨーロッパ旅行がしやすく、楽しい留学生活。 | 物価が安く、生活コストを抑えられる。寮生活が基本。 |
おすすめタイプ | 多国籍な環境で刺激を受けたい人、ヨーロッパ文化も楽しみたい人 | 英語初心者、短期間で集中してスピーキング力を上げたい |

スカイカナダでは、マルタ、フィリピン、カナダ留学に対応しており、一人ひとりの留学生に最適な留学プランを提案することが可能です。留学都市や留学計画にお悩みの方は以下からお気軽にご相談ください!
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マルタは、ヨーロッパで費用を抑えて英語を学べる魅力的な国です。特にヨーロッパ旅行や歴史が好きな人にとってはピッタリな留学先になるでしょう!
エージェント料手配料は一切いただきません
スカイカナダはバンクーバーを拠点にするカナダ現地留学エージェントです。
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