

カナダはパイロット留学で人気があるイメージ、どうしてカナダを選んでいる留学生が多いのかな?

今回はカナダでパイロット中のケントさんの体験談から、リアルな
パイロット留学の情報と魅力をお届けします!
キャンパス: Boundary Bay Airport
コース:Private Pilot License & Commercial Pilot License

Kentoさん
年齢:20代後半
海外経験: ロンドンで半年間語学留学
決意:幼い頃からのパイロットの夢を叶えるため

留学のきっかけは?

幼い頃からずっと憧れていた職業——それは「パイロット」でした。大学2年生の時、航空学校を受験しましたが、残念ながら合格基準には届かず、諦めました。
大学卒業後は日本でソフトウェアエンジニアとして働き始め、約2年半の社会人生活を送りました。職場や同僚に恵まれ、仕事にもやりがいを感じ、充実した日々を過ごしていました。
ある日、YouTubeで「カナダでパイロットとして活躍している日本人の方」の動画を偶然目にしました。その瞬間、「海外でパイロットになれる可能性がある」という事実を知り、夢が再び大きく揺さぶられました。
「チャンスがあるのなら、もう一度パイロットを目指したい」——そう強く思いました。

パイロット留学という選択肢が大きなきっかけとなりました!
カナダを選んだ理由
カナダを選んだ理由はいくつかあります。まず、他の国と比べてみて比較的学費が安く、生活コストも抑えられること。加えて、「治安が良く留学生にも優しい環境」があることは、長期間滞在するうえで大きな安心につながりました。
カナダでは、すでに日本人が現役のパイロットとして活躍している実績があります。私が目指すフライトスクールにも日本人の卒業生が多く、インストラクターとして指導している方や、現役のエアラインパイロットとして働いている方がいます。
そのため、「将来の姿」をより具体的にイメージできました。
もちろん、カナダのフライトスクールによっては、フライト予約が取りづらい、長期ビザの取得が必要という課題もあります。
しかし、それを差し引いても現実的に挑戦できる環境が整っていることが、私がカナダを選んだ大きな理由でした。


出発前に準備したこと

留学前の準備として、まず英語力を高めることに力を入れました。カナダに来る前に、ロンドンへ半年間の語学留学しました。ヨーロッパに行く機会はなかなかないと思い、「社会勉強も兼ねて挑戦してみよう」と決めたのがきっかけです。
ロンドンでの多国籍な環境の中で、さまざまな英語に触れられたことは大きな学びになりました。改めて、留学前にできる限り英語力をつけておくことの大切さを実感しています。
また、学生ビザの申請についてはエージェントを介さず、自分自身で行いました。理由はシンプルで、仲介手数料がもったいないと感じたこと、そして自分で手続きを進めるでビザの仕組み等も把握できると思ったからです。!
カナダでの生活
座学と実技で感じた難しさ
パイロットを目指す上で欠かせないのが座学と実技の訓練です。座学は英語で試験を受けますが、基本的には資格試験の勉強に近い感覚です。選択問題が多いので、十分に合格可能だと感じました。
一方で、一番難しいのは実技です。飛行中のやりとりは、「すべて英語」で行われます。細かなニュアンスを理解できないと訓練の進みが遅れてしまいます。
英語力の重要性を改めて実感したのは、この実技訓練の場面でした。

カナダに来てからも主体的にIELTSを学んだり、日本人以外の留学生とも積極的に関わるようにしています!
初めてのセスナ操縦と空からの景色
はじめてセスナを操縦したときの感動は忘れられません。
空から眺める景色は普段の生活では決して見ることのできない特別な体験で、とても楽しかったです。
将来、PPL(自家用操縦士免許)を取得すれば、飛行できる範囲もぐっと広がります。ソロフライトを終えたら、バンクーバーのダウンタウンを上空から訪れてみたいと思っています。
そしていつかは、両親を飛行機に乗せて、自分の操縦で空の旅を楽しんでもらうことが大きな夢です。


現在の訓練について
現在は、ファーストソロ(インストラクターの同乗なしで、初めて自分一人だけで飛行機を操縦する訓練のこと)に向けたトレーニングの段階にあります。
具体的には、離陸と着陸の繰り返し練習です。特に着陸は難しく、平衡感覚を保ちながら滑走路の決められたポイントに正確に降りるのは簡単ではありません。風の影響を強く受けるため、繊細な操縦が求められます。
これはパイロットが最も気を遣う部分だといわれています。
ファーストソロに合格すると、PPL(自家用操縦士免許)に向けての訓練が始まります。

放課後や休日の過ごし方は?

休日は、アルバイト先やホストファミリーの人たちと交流しながら楽しく過ごしています。
週末にはみんなでBBQをしたり、車でドライブに出かけたりすることも多く、カナダならではの自然や文化を肌で感じられる時間になっています。
また、他の留学生とのつながりも大切にしています。フライトスクールで知り合った仲間や、ミートアップのイベントを通じて知り合った学生たちと交流しながら、ビザに関する情報を共有したり、お互いの国の文化について学んだりしています。
異なる背景を持つ人たちとの会話は、刺激が多く、自分の視野を広げてくれる貴重な経験になっています。

フライトの訓練は大変なので、その分プライベートは充実させるようにしています!
パイロット留学を検討している方へメッセージ

パイロット留学を考えている方には、行動するなら早めに動くことをおすすめします。
ただし、やみくもに踏み出すのではなく、しっかり調べ、きちんと準備したうえで挑戦することが大切です。
留学前に日本で情報収集をしておくことは非常に重要で、現地に来てからフライトスクールを見学しておけばよかったと感じる場面もありました。自分に合ったフライトスクールを事前に確かめておくことは、後悔のない留学につながります。
また、金銭面やキャリアの不安、家庭やビザの事情で途中帰国する方も少なくありません。そのため、全ての点についてある程度考え、準備をした上で留学を決意することをおすすめします。
とはいえ、留学生活には楽しいこともたくさんあります。夢に向かって挑戦する気持ちを大切にしつつ、プライベートを充実させ、楽しむことを忘れないでください!ストレスをためずに、遊びも学びも全力で楽しむ!
それが、長く続く充実した留学生活への秘訣です。

カナダのビザ事情はよく変わるので、そういった変化にも対応しながら夢に向かって頑張りましょう!
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