経験を活かしつつ、SNSで新しいキャリアにも挑戦中
2023年9月からコーナーストーンカレッジ(CICCC)のビジネスコース(IBM)とデジタルマーケティングコース(DM)の二つのコーププログラム(CO-OP) に通っているマサさん。
仕事はローカルの子供達に教えるサッカーコーチと日本語学校の先生をされています。
SNSの留学生日記でも注目を集め、大活躍中のマサさんの海外生活について詳しく伺っていこうと思います!
またMasaさんの1日密着動画を作成したので、留学生活が気になる方はコチラをご覧ください!
マサさんの1日密着はコチラ!!!
マサさんのインスタグラム⚽️
留学をする前は?
高校卒業後、大学に通いながら7年間サッカーのコーチをしていました。
元々教えることが好きで、将来は高校サッカー部の監督がしたかったので、大学では教員免許を取ることが目標でした。
しかし受験がうまくいかず、初めに入った学科はスポーツの専門的な知識を得る学科だったため、免許を取得するコースがありませんでした。
そのため4年制の大学を卒業後、3年かけて中学高校の体育免許をとる学科に通い直しました。
小さい頃からずっとスポーツ、特にサッカーに関わることをしていましたね。
なぜ留学を決意?
『今』海外に出たいと思ったからです。
仕事も大学もやりがいがあり楽しく過ごしていましたが、コロナの影響で海外旅行にも行けず、新しいことの無い日々に少し飽きていました。
また仕事先も中学高校からお世話になっていたクラブチームと高校だったので、長い間ずっと同じ環境にいたことに対しても焦りが少しありました。
将来どうしようと悩んでる中で、一緒に教員免許取得を目指していたクラスメイトは、取得後すぐ教師になるという人が少なく、自分もすぐに教師になる必要はないのかなと考えるようになったのも一つのきっかけです。
そして、教育実習最終日に全員の前で今後の目標を言う機会があり、その際に「海外に行きます」と宣言し、そのまますぐエージェントに連絡しました。
今考えてみると、教師は今ではなく、色々な場所で経験を積んでから働きたいと思い、海外に行くという考えが自然と出たんだと思います。
そして、とんとん拍子で留学プラン、国、航空券を決めました。
なぜカナダ?
できるだけ海外に長くいて、働く経験がしたいと思ったからです。
実は初めはアメリカに行きたかったんです。
でも料金やビザの関係でアメリカに行くことは難しく、その際にカナダのコーププログラム(CO-OP)を見つけ、自分の理想とする留学プランに合っているなと思い決めました。
カナダの前にドバイ1ヶ月、イギリス2ヶ月にも行っていたのですが、それは単純にせっかく北米に行くなら、語学を学びに違う場所に行ってみたいという興味で決めました。
あとはできるだけ日本人が少ない場所で語学の勉強をしたいと思ったことも一つの理由です。
そしてイギリスでコーナーストーンの試験をを受けて、カナダに来ました。
ドバイとイギリスはどうだった?
楽しかったですが、初めての長期海外で英語を話すことに慣れることに苦労しました。
まず初めにドバイに行ったのですが、一旦サッカーは無しで友達づくりをしようと試みました。
しかしうまく話せない、かつ何を話したらいいかも分からずで1ヶ月滞在したにも関わらず、3人ほどしか友人ができませんでした。
うまく話せなかった原因は、間違えることに恥ずかしさがあったことだと思います。
その時に語学学校の先生に「話さないと間違いを指摘できない」、「どんどん間違えてほしい」と言われたことをきっかけに、自分は「英語を勉強しにきたんだ」、「間違えてもいいんだ」と思えるようになり、そこから発言量が増えていきましたね。
そしてイギリスでは自分の持っている武器は全て使おうと思い、サッカーのことも自己紹介として話すようになりました。
イギリスに滞在したのは2ヶ月だったのですが、自分でイベントを開催するほど交友の輪が広がり、今でも連絡を取り合う大切な友人ができました。
恥ずかしがらず行動すること、自分らしくいることによって、より充実した生活を送れたのかなと思います。
自分をアピールすることの大切さ、自分にとってサッカーの重要さを学んだ3ヶ月間でした。
コーナーストーンカレッジでは何を?
インターナショナルビジネスマネジメント(IBM)とデジタルマーケティング(DM)の二つのプログラムを選択しています。
現在はビジネスのコースを履修中なのですが、初めて授業を受けた際は専門的な用語が多く、授業についていくことに一苦労でした。
その時、特典でESLの無料コースがあったため、すぐに受講しました。
ESLで英語を再び勉強し直したおかげで、難しい授業内容も理解できるようになりました。
授業の内容としては、ビジネスにおけるコミュニケーションの仕方やビジネス戦略についてなど学んでいます。
企業で働く会社員としての知識はもちろん、自らビジネスを作っていくための基礎知識も学べている印象です。
また授業の中で、グループディスカッションをする機会がよくあるのですが、意見を持つと言う面でも他の国の生徒との違いを感じました。
英語の勉強に加えて、意見を求められたときに自分の意見を持つことも課題の一つです。
ビジネスの次はデジタルマーケティングの座学に移る予定です。
自分が今SNSの活動に力を入れていることもあるため、イメージがつきやすく、疑問や意見を持って深く学べるのではと思い、楽しみです。
動画を始めようと思ったきっかけは?
せっかく時間やお金をかけて挑んだ留学なので、自分の情報が誰かの留学の後押しになればいいなと思ったことがきっかけです。
あとは単純に自分の思い出残しですね。
当初はフォロワー数の目標などは決めておらず、自分のペースで発信していければいいなと思っていました。
しかしカナダに来て1ヶ月過ぎた頃に留学を考えている人から相談をきたことを機に、自分の発信力に気付き、よりSNSに力を入れようと思うようになり始めました。
自分の日常を届けるという当初からの目的は変えずに、バンクーバーの魅力や留学の情報も伝えることにも挑戦したいと思います。
仕事は何を?
サッカー教室のコーチ、日本語学校の先生として働いています。
実は仕事探しで、履歴書を出したり、indeedにアプライしたことがないです。
コーチとしての仕事は、学校の先生からの紹介でした。
いつも授業の始まる前に自己紹介をするのですが、その際に自分が日本でサッカーの仕事をしていたこと、カナダでサッカーに貢献したいという気持ちを話したんです。
そしたら授業後に、「息子が日本人コーチのサッカー教室に通っているから紹介するよ」と先生に声をかけてもらい、すぐにレジュメを渡しました。
そして面接をして、今に至ります。
日本語学校の先生は、所属している日系サッカーチームの監督から声をかけていただき、働くことになりました。
初めは短期での契約だったのですが、先生としてのパフォーマンスを認めてくださり、今も働いています。
日本語環境に初めは抵抗はありましたが、実際にやってみると自分が知らなかった新しい発見や、どう伝えたら分かりやすいだろうと考えることにやりがいがあって面白いです。
また英語で日本語を教えることもあるので、完全に日本語環境ではあリません。
何気ない日常会話で仕事につながることが多く、どこにチャンスが転がっているかわからないなと実感しました。
今後について、留学生へのアドバイス
まずはDiplomaを無事にとって卒業することが目標です。
そしてその後はイギリスにワーキングホリデーを使って行ってみたいなと思います。
いろんな土地で経験を積み、最終的にはサッカーに関わるビジネスを日本でつくりたいと考えています。
留学を考えている方へのアドバイスは、「単語の勉強」と「失敗を恐れず話すメンタルを鍛えてくること」です。
特に二つ目のメンタルを作り上げてくることが、カナダに来てから大切だなとより実感しています。
自己アピールしたことで仕事に繋がったりと、話すことに慣れていなかったら仕事探しにもっと苦労していただろうなと思います。
自己紹介や自分の好きなことなど簡単なことでいいので、話すことに慣れてから来ることがおすすめです。
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