Wise(旧:transfer wise)とは、手数料を圧倒的に安く抑えられる海外送金サービスです。留学生やワーホリの方にとって生活資金やカナダから日本への送金、海外旅行時など多くの場面で大活躍します。
Wise最大の特徴は、隠れコストがない実際のレートを使用している点です。一般的な銀行などでは、独自レートが採用されており、手数料が通常よりも多く取られてしまいます。
銀行とWiseを比較すると手数料は、2倍〜7倍も変わってきます!
以下でWiseの使い方をマスターしてお得に海外送金してみましょう!
Wiseはこんな人におすすめ
- 日本からカナダに生活費を送りたい
- カナダから日本にお金を移動したい
- 日本から留学費などの支払いをしたい
- 近くの国に旅行に行くときに使いたい
海外送金サービス「Wise」のポイント
Wiseとは、安く、早く、透明性が高い海外送金サービスで世界中で1600万以上の方が利用しています。
160カ国、40以上の通貨に対応しており、海外送金サービス以外にもデビットカードを利用して海外での買い物や旅行の際にも便利です。
特に日本とカナダ間で海外送金をする機会が多い留学生、ワーホリなどにとっては、必須のサービスと言っても過言ではありません。
1. 銀行送金よりも手数料が安い
ワイズは、一般的な銀行送金に比べて手数料が非常に低いです。銀行では高額な手数料や隠れたコストが発生することがよくありますが、ワイズではこれらの費用を透明にし、無駄なコストを避けられます。
2. カナダ渡航後も日本から送金ができる
ワイズを利用すると、カナダに渡航した後も簡単に手数料を抑えて送金が可能になります。日本からの生活費の送金やカナダから日本への送金も自分の口座同士で家族の助けなしに完了します。
3.オンラインで素早く送金できる
Wiseはアプリ上もしくはサイトから手続きするだけで、素早く簡単に送金できます。一度情報を登録すると2回目以降は金額と取引目的のみの選択だけなので、送金手続きには数分もかからないでしょう。
Wiseを使うために事前に必要な書類
Wiseの使い方を見る前に、まずWiseの使用に必要となるものをチェックしましょう。
Wiseに登録をするにあたり、日本在住の方と海外在住者によって必要書類が異なります。
日本在住の方が必要な書類
日本在住の方の本人確認書類には、以下の3点を用意しましょう。
- 顔写真付き身分証明書
- マイナンバーカード
- 日本の運転免許証
- パスポート
- 在留カード
- マイナンバー確認書類
- マイナンバーカード
- マイナンバー通知カード6ヵ月以内に発行されたマイナンバー記載の住民票
- スマホ、紙とペン
海外在住の方が必要な書類
海外在住者の場合、以下の2点を用意しましょう。
- 身分証明書(パスポート、運転免許証など)
- 現在の海外住所が確認できる書類
- 公共料金の請求書(電気、ガス、電話※携帯電話の請求書は不可)
- 銀行もしくはクレジットカードの取引明細書
- 税金の通知書
- 運転免許証(住所と有効期限が記載されているもの)
- 他金融機関や政府機関発行の書類
- 車両検査証
カナダにきたばかりの方は、まずはカナダの銀行口座開設をしてから窓口で住所の記載がある「残高証明書」の取得をしましょう。その残高証明をPDFにスキャンすれば、海外住所確認の書類として使用できます。
Wiseを使う前の事前に確認すること
渡航後に生活費を送金する際には、日本のWiseの銀行口座に送金を行う必要があります。そのため、ご自身の日本の銀行口座が遠隔操作(オンライン送金)できるかどうかを確認しておくことが重要です。
さらに、オンラインバンキングを利用するためには初期登録が必要であり、事前に日本で必ず済ませておきましょう。
オンラインバンキングが利用できる銀行
- 東京三菱UFJ銀行
- ソニー銀行
- 楽天銀行
自分名義のオンライン口座がない場合
もうすでにカナダ現地にいて、オンラインバンキング対応の銀行口座を持っていない場合は、家族などの信頼できる第三者に送金手続きをお願いする必要があります。
Wiseの使用上の注意点
海外送金サービスのWiseは、安全性の高いサービスではありますが、お金を取り扱うため注意点をしっかりと理解しておきましょう。
①送金額や通貨の間違えに気を付ける
ワーホリや留学中の資金や生活費の送金などは大きな金額になります。送金額や通貨の間違えがないように注意しましょう。
また、近年円安の影響も受けており、日本円からカナダドルへの送金のタイミングも損をしないためには重要です。
②口座情報やお客様情報の入力に気を付ける
初めての送金時は特に口座情報や顧客情報の入力間違いに気をつけましょう。情報が間違っていると、送金ができなかったり、遅れたりする原因になります。情報入力をしないためには、口座情報の書類や住所等を目で確認しながら進めていきましょう。
③口座を送金する口座名義人で登録を行う
自分の口座間で海外送金をする場合は、口座を送金する口座名義人でワイズの登録が必要です。
親御様の口座から送金する場合は、親御様のアカウント情報を記入ください。
【Wiseの使い方】送金までの7ステップ
日本の銀行口座からカナダの銀行口座への送金方法を説明します。
①Wiseのアカウント作成
まずはWiseのアカウント登録を行いましょう。アカウントを開設するから下の画面に進みます。
Wiseアカウント開設にあたり以下の情報入力を行います。画面の指示に従い入力していきましょう。
- メールアドレス
- 個人アカウントまたは法人アカウントの選択
- 居住国の選択
- 電話番号(SMSが使えるもの)
- パスワード設定
これでWiseのアカウント登録は完了です!
情報の入力が完了すると「Wiseへの会員登録が完了しました」という画面が出てくるので、画面下の「続行」を押して送金手続きに進みましょう。
②日本からカナダに送金してみよう
Wiseアカウントも開設できたので、次は日本からカナダに生活費を送金するケースを実際に見ていきます。
1:金額と通貨を入力する
ログイン後、ホームから「送金する」を押して送金手続きに進みます。
ここでは、送金元の通貨と金額を入力します。今回の場合は「JPY(円)」ですね。
そして受け取り側の通貨を「CAD(カナダドル)」と設定し、続行で次へ。
その後の画面で、個人口座か法人口座から送るかの選択も行いましょう。
2:お客様情報の入力
次にお客様情報として、個人情報の入力を行います。
必ず正しい情報を入力するようにしてください。情報が誤っていると本人確認が認証されない恐れがあります。
入力情報は以下です。
- 名前
- 生年月日
- 住所
- 電話番号
- 職業などその他情報
3:受取人情報を追加
次に受取人を選択していきます。日本の自分の口座から生活費を送る場合は「自分自身」を選択しましょう。
受取人の口座情報を入力していきます。ここでは、カナダ現地で開設した口座情報を入力しましょう。
間違いがないように確認の上、正しい情報を入力してください。
カナダ現地の口座情報は手続き時にもらった書類またはオンラインバンキングが利用できる場合はアプリやサイトから「account details」を参照すると確認できるかと思います。
③取引の目的
次に取引の目的を選択肢の中から選びましょう。今回は、「生活費」を選んでいきます。
また、概算で問題ないので、収入源及び年間収入を選択して、次に進みましょう。
④本人確認書類の提出と自撮り撮影(初回のみ)
次に本人確認書類の提出を行いましょう。
お手持ちのスマホで画面に出てくるQRコードを読み取ってください。スマホから全部できるので、簡単です!
スマホがない場合は、スマートフォンをお持ちではない場合を押し、パソコンで進めることも可能です。
スマホに移行したら、マイナンバーやパスポートなどの身分証を用意して写真を撮り、アップロードします。
日本在住と海外在住で必要な書類が異なるので、渡航前に確認しておいてください。
また、セルフィー(自撮り)も指示通りに取りましょう。
⑤送金内容の確認
本人確認が終わったら送金内容と受取り口座等の情報を確認しましょう。特に問題がなければ、次へ進みます。問題があれば、修正した上で次へいきましょう。
利用規約の同意も必要なので、確認の上、同意して入金手続きへ進みましょう。
⑥入金手続きを行う
まずは入金方法を「銀行振込」「デビットカード」から選択しましょう。
振込先の銀行が表示されます。
銀行振り込みを選択される場合、振り込み情報を元にお近くのATMで送金いただくか、オンラインで送金してください。
上記で表示された銀行口座への振込作業をさせて手続きは完了になります。
⑦あとは送金完了を待つ
送金の状況は、アプリ上でも確認できます。送金のタイミングは手続きを行うタイミングによっても変わります。
通常は、およそ数分〜2日程度で送金が完了するでしょう。使用する銀行の営業時間や、週末、祝日などの関係で遅れる可能性があるため、急ぎの場合は営業時間内に手続きするとスムーズにいきます。
Wiseの送金手続き手順解説は以上です!
Wiseの使い方についてのよくある質問
Wiseについての使い方に関するよくある質問は以下の通りです。
Q1、Wiseで送金金額の上限はいくらですか?
一回あたりの送金額上限は100万円以下です。送金回数の制限は設けられていません。
Q2、Wiseはなぜ手数料が安い?
通常の銀行はSWIFTというシステムを使って国際送金を行います。送金銀行から中継銀行をいくつか経由して受取銀行に届きます。この方法は銀行を経由する分手数料が高く、送金にも時間がかかります。
一方、Wiseは国内送金を活用します。送金者が自国のWise口座にお金を振り込み、Wiseが受取人の国のWise口座からお金を振り込みます。これにより、手数料が低く、早い海外送金を実現できるのです。
例えば、日本からアメリカに送金する場合、日本の送金者はWiseの日本口座にお金を振り込みます。その後、Wiseのアメリカ口座から受取人のアメリカの銀行口座にお金が振り込まれます。結果的に海外送金はされておらず、Wiseの口座同士での資金移動によって海外送金が行われています。
Q3、銀行や他の海外送金サービスとの違いはなんですか?
Wiseは他の海外送金サービスや銀行と比べて、手数料が安く、送金も速いことが多いです。また言語対応もされており、日本語のまま手続きが可能です。
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