カナダのCo-op(コープ)留学とは、学校での授業(座学)と、現地での有給インターン(就労)を組み合わせた実践型の留学スタイルです。
英語を学びながらカナダの企業で働けるため、就職活動やキャリアアップにもつながる留学プランとして、特に20代〜30代の社会人を中心に人気を集めています。
しかし、2025年からこのCo-op留学に大きな変更が入り、英語力証明方法や競争率がこれまで以上に厳しくなっています。

以下では、2025年のCo-op留学の変更点とCo-opに参加するための準備を解説していきます!
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2025年のCo-op留学の変更ポイントとは?
カナダで人気のCo-op留学ですが、2025年からは入学条件が厳しくなることが発表されました。
この対象となる地域はバンクーバーやビクトリアなどの都市があるブリティッシュコロンビア州です。BC州の政府機関「PTIB(Private Training Institutions Branch)」や学校からの情報を以下で解説します。



大きな変更点は次の3つです。
- 英語力証明にIELTSなどの英語資格が必要になった
- PAL(学生ビザ枠)の減少による競争率の激化
- トロント(オンタリオ州)の私立カレッジへの留学は現状不可能
①IELTSなどの英語試験スコアが必要
2025年からはIELTSなどの英語試験によるスコア証明が必須となっています。
2024年まではCo-op留学のプログラムに参加するためには、①学校独自のテストの合格 ②各プログラムに対応するIELTS、TOEFLなどの英語試験によるスコア証明 ③語学学校のコース修了の3パターンから選択可能でした。
しかし、上記の方法(主に学校独自のテスト)では基準が曖昧で公平さが保たれおらず、本来求められる英語力が実質的に足りていなくても入学できてしまう状況でした。
変更後は、Co-opプログラム参加には、コーププログラムを提供するBC州の私立カレッジでは、IELTS5.5程度のスコア証明が必須と変更されました。学校にもよりますが、IETLS、TOEFL、Duolingoなどの英語試験が対象になっています。
また以前は、IELTSスコア4.0〜5.0程度で入学が認められるプログラムがありましたが、現状ではほとんどのプログラムでIETSL5.5以上のスコアが必要となり、BC州においては以前より高い英語力が求められるようになっています。
つまり、以前は認められていた学校独自のテストを使用した英語力の証明ができなくなったという事です。



ちなみに一部の語学学校で提供されている認定のPathwayコースを修了した場合でもCo-opプログラムへの参加基準を満たすことが可能です。ページ下部で説明します。
②PALによる学生ビザ発行枠の減少
PALとは、カナダの各州(準州含む)が学校側に割り当てる学生ビザ申請に必要な承認書のことです。正式には「Provincial Attestation Letter」と呼ばれ、2024年からカナダ留学を希望する学生に新たに必要になりました。
カナダ政府が留学生数の急増に対応するために導入した制度で、これからカナダのカレッジや大学へ留学する人は、学校の入学許可(LOA)に加えて、このPALもビザ申請時に提出する必要があります。
このPALを簡単に言うと、「学生ビザの発行枠」であり、各学校にはPALが州より付与されています。
そして、2025年このPALの枠数は減少傾向にあり、2024年度比でおよそ50%減ほどであるとBC州の学校から情報が入ってきています。それに伴い、2025年度のBC州の留学生市場は縮小するとされており、留学生のコーププログラム参加へのハードルが高くなるのは、間違いありません。



PALの減少により、人気校では早期にPALの枠が早期に埋まってしまい、年の後半ではビザ申請ができない可能性も十分にあります。
③オンタリオ州(トロント)の現状
BC州と比べて、オンタリオ州(トロントなど)では留学生のCo-opプログラムへの参加することはさらに厳しいです。
- 現状オンタリオ州の私立カレッジにはPALが配分されていません
- そのため、私立カレッジでのCo-op留学は実質不可
- ON州で留学するには、PALが優先的に付与されている公立カレッジ/大学進学/語学学校(6ヶ月以上)のみ可能



つまり、Co-op留学をしたい人は、PALがまだ利用可能なBC州を選ぶのが現実的です。
2025年にCo-op留学へ参加するための準備とは?
2025年のCo-op留学は向かい風を受けており、厳しい状況なのはご理解いただけたでしょうか?
だからと言って、カナダ留学を諦める必要はありません。しっかりと準備をすればCo-op留学への参加も十分可能です。実際2025年も多くの日本人留学生がカナダでCo-opプログラムに参加しています。



以下では、Co-op留学に参加するためにするべき準備を解説していきます。
①まずは早めに留学計画を立てる
まず初めに行うことはカナダ留学の計画を立て始めることです。あなたが希望する学校の入学基準を正しく把握して、必要な準備期間から逆算して計画を立てましょう。
学校やプログラムによって、認められる英語試験は異なる場合があります。どの英語試験(IETLS、TOEFL、Duolingoなど)が適切か、必要な英語スコアは何点かなどの情報を収集しましょう。



スカイカナダでは、Co-op留学に関する相談を受け付けております。お気軽にご相談ください。
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②IELTS対策を早く始める
Co-op参加に必要なスコアが明確になったら英語試験対策を始めましょう。PALを発行してもらうためには、英語力証明が必要です。
そのため、試験対策は早ければ早いほどCo-op留学に参加できる可能性が高まります。とは言っても、IETLS5.5程度のスコアの取得は簡単ではありません。
短期間で基準スコアを満たすためには集中した学習が必要です。そこでおすすめなのがフィリピン留学での英語試験対策です。短期間で集中し、目標スコアの獲得に努めましょう。




③英語力証明が認定された語学学校のオンラインコース修了でも可能
フィリピン留学に行きたいけど、仕事の都合で時間が取れない場合は、日本からコープ付属の語学学校でオンラインコースを修了するのが狙い目です。
一部の語学学校は、BC州に認定されたオンラインのPathwayコースを提供しており、修了すると英語試験のスコアなしでCo-op留学の英語力証明が可能になる場合があります。



この方法では、仕事との両立ができることに加え、費用も対面授業と比べて3分の1程度に抑えられます。



また、現状PALの関係で語学学校への参加する学生には、学生ビザが発行されずらい状況があり、観光ビザで入国する必要が出てきます。そうなると、ビザ切り替えの際にカナダを一度出国する必要があり、さらに追加費用がかかります。



以下の記事内でオンラインコースについて詳しく解説しています👇


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