2025年から、カナダのワーキングホリデービザは1回の申請で1年間滞在できる制度を、生涯で2回まで利用できる制度に変更なりました。これにより、条件を満たせば最大で合計2年間、ワーホリビザでカナダに滞在することが可能です。
「1年では物足りない」「もっと長く海外に滞在して、語学やキャリア経験を深めたい」と考えていた方にとって、大きなチャンスとなります。
では、そもそも日本人がワーホリで渡航できる国はどれくらいあるのでしょうか?今回は、2年間以上の長期で滞在可能な英語圏の国を中心に見ていきましょう。

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日本からワーホリに行ける国は30カ国(2025年)
日本がワーホリ協定を結んでいる国は、2025年現在で北米、中南米、オセアニア、ヨーロッパ、アジアに属する30カ国です。ワーホリビザ申請には年齢制限があり、ほとんどの国では、18〜30歳までの方が対象になります。
地域 | 国名 |
---|---|
北米 | カナダ |
中南米 | アルゼンチン、チリ、ウルグアイ |
オセアニア | オーストラリア、ニュージーランド |
ヨーロッパ | イギリス、アイルランド、フランス、ドイツ、デンマーク、ノルウェー、ポーランド、ポルトガル、スペイン、スロバキア、ハンガリー、オーストリア、アイスランド、リトアニア、スウェーデン、エストニア、オランダ、フィンランド、ラトビア、ルクセンブルク |
アジア | 韓国、台湾、香港 |
ワーホリで2年間滞在できる英語国
ワーホリビザの協定国は30カ国ありますが、実際に英語圏かつビザの取りやすい国は限られています。以下で英語を使って生活・仕事ができ、かつ2年間以上の滞在が可能な人気国を比較してみましょう。
国名 | 最大滞在期間 | 延長条件 | 制度の特徴 |
---|---|---|---|
カナダ | 最大2年 | 2025年から生涯2回まで申請可 | 英語・フランス語圏。Co-opなど学生との併用も人気(ROワーホリ制度有) |
オーストラリア | 最大3年 | 指定地域での就労や農業経験など | 最も長く滞在できる英語圏。セカンド・サードビザあり |
イギリス | 最大2年 | YMS(Youth Mobility Scheme) | 都市部での仕事が多く、欧州旅行も楽しめる |
🇨🇦 カナダ|最大2年間滞在可能!2025年制度改正で人気急上昇

項目 | 内容 |
---|---|
滞在期間 | 最大2年間(ROワーホリと合わせると最大4年間) |
年齢制限 | 18〜30歳 |
年間枠 | 6,500人 |
就労 | 職種制限なし |
就学 | 最長6ヶ月の通学可能(語学学校など) |
申請費 | 合計364.75カナダドル 内訳:$279.75(ワーホリ申請費)$85(バイオメトリックス費用) |
賃金水準 | 最低時給 約16.75CAD〜(州によって異なる) |
主な都市 | バンクーバー、トロント、ビクトリア、モントリオール、 |
カナダのワーホリは、2025年から生涯で2回まで申請できるようになり、最大2年まで滞在可能になりました。
また、学生ビザも充実しているため、カレッジ進学やCo-op留学と組み合わせて3年〜5年以上など長期で滞在する人もいます。場合によっては、永住権が視野に入ることも珍しくなく、海外移住を検討する方にも高い人気を誇る国です。
またビザ申請費も安価で$279.75(ワーホリ申請費)$85(バイオメトリックス費用)を合計しても364.75カナダドルと4万円以下で収まります。
国の特徴としては、多国籍で治安の良い都市が多く、日本人にとっても生活しやすい国でワーホリ協定国の中でも特に高い人気があります。働く場合の職種制限もないため、好きな仕事でキャリアアップを図りながら、お金もしっかり稼ぎたい方向けの国と言えるでしょう。


🇦🇺 オーストラリア|最長3年間滞在可能

項目 | 内容 |
---|---|
滞在期間 | 最大3年間(セカンド・サードワーホリの取得条件あり) |
年齢制限 | 18〜30歳 |
年間枠 | 無制限 |
就労 | フルタイム就労可。ファーム、観光、飲食、IT、教育など幅広い職種が対象 |
就学 | 最長4ヶ月の就学可(語学学校など) |
申請費 | 650オーストラリアドル(ビザ申請費) |
賃金水準 | 最低時給 約23〜25AUD(州により差あり) |
主な都市 | シドニー、メルボルン、ブリスベン、パース、ゴールドコースト |
オーストラリアのワーホリは、「自由度と収入のバランスが良い」国の一つとして、日本人に人気があります。時給は世界的にも高水準で、フルタイムでしっかり働けば数十万円単位で貯金が可能。そのため「働きながら旅をしたい」「お金を貯めつつ海外生活を楽しみたい」という目的の方に最適な国です。
しかし、ビザを2年目(セカンドビザ)、3年目(サードビザ)と延長するには、指定地域での指定職種(農業や観光業)に一定期間従事する必要があるため、特定の仕事に挑戦してみたいと計画している方は、注意が必要です。
また、都市ごとに雰囲気が異なり、ビーチで有名なゴールドコースト、移民に寛容なメルボルン、求人の多いシドニーなど、多様なライフスタイルから都市選びができます。
🇬🇧 イギリス|2年間のYMS制度

項目 | 内容 |
---|---|
滞在期間 | 最大2年間(Youth Mobility Scheme=YMS制度) |
年齢制限 | 18〜30歳 |
年間枠 | 約6,000人 |
就労 | 職種制限なし |
就学 | 制限なし |
申請費 | 2年合計£1,850:内訳£298(ビザ申請費)+£1,552(保険料) |
賃金水準 | 最低時給 約11.44ポンド(2024年/ロンドンは20ポンド近い職もあり) |
主な都市 | ロンドン、マンチェスター、ブリストル |
イギリスのワーホリは、正式には「YMS(Youth Mobility Scheme)」という制度名で、ワーホリと同等のビザ制度として知られています。
そしてこのYMSは2024年に発給枠数が1000人から6000人にまで拡大され、より多くの留学生にイギリスで生活するチャンスが与えられることになりました。
イギリスワーホリは、一度で2年分申請可能ですが、申請時にNHS(National Health Service)という国民健康保険にも2年分加入する必要があります。そのため、仮に半年や一年の滞在予定だとしても2年分の料金を支払わなくてはいけません。そのため、初期費用として合計で£1,850(約36万円)ほどかかります。※1ポンド195円計算
特徴としては、イギリスは欧州圏にあるため、フライトや列車で簡単にヨーロッパ旅行ができ、文化的な刺激が多い環境があることです。イギリス国内でも都市ごとに雰囲気が異なり、芸術・音楽・スポーツといった分野に関心がある人にもピッタリでしょう。
就労においても、グローバル企業の本社やスタートアップ、日系企業も多く、ビジネス英語を実践的に使えるチャンスが豊富にあります。
時給こそオーストラリアほど高くはありませんが、職種によっては安定した収入を得られます。ただし、生活費が非常に高いため、仕事がなかなか見つからない場合は、厳しい生活になるリスクもあるでしょう。
カナダワーホリの準備(ステップ)
まずは弊社スカイカナダまでお問合せください。何か質問公式LINEまたは、下記のお問合せフォームからご連絡ください。お問合せの時期は渡航時期の1年〜半年前がおすすめです。
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弊社ではカナダ留学専門のカウンセラーが在籍しています。
ワーキングホリデー以外にもコープ、永住等全て経験したカウンセラーがおりますので、みなさまの立場にたって親身に寄り添います。
留学の目標や目的をお伺いし、生徒様にあった最適なプランを一緒に考えていきましょう!
ご希望のプランや本人の目的に合わせて、語学学校の提案・決定を行います。ビザの知識を持ったカウンセラーが、最適な留学プランをご提案させていただきます。
留学内容が決まり次第、学費や滞在費用をお支払いいただきます。お支払いは全て弊社へ、弊社より学校や滞在先にお支払いとなります。
格安の送金サービス「Wise」でのお支払いも受け付けております。
カナダのワーホリに必要な準備を進めていきます。
スカイカナダでは、渡航準備前に生徒様一人一人に「旅のしおり」をお渡ししております!

カナダのワーキングホリデーに関するよくある質問
- ワーキングホリデービザは誰が申請できますか?
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ワーキングホリデービザは、申請時に18歳〜30歳(日本国籍の場合)の方が対象です。一生に一度だけ申請可能で、年間発給枠は6500人(2024年度)と限られています。
- いつ準備を始めれば良いですか?
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発給枠が埋まり次第終了するため、早めの申請が推奨されます。通常、10月頃には締め切られることが多いです。ワーホリをする半年前には計画を始めましょう。
- 初期費用はいくら必要ですか?
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初期費用の目安は約30万〜50万円です。この中にはビザ申請料、航空券、海外保険料、数か月分の生活費などが含まれます。語学学校に通う場合はさらに費用がかかります。
- 英語力に自信がありませんが、大丈夫ですか?
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英英語力が低くても、日本食レストランや清掃業など、英語力を問われにくい仕事の求人募集もあります。しかし、英語力を伸ばしてから渡航することで、理想の仕事が見つけやすくなるため、事前学習は大切です。弊社では、初めの1〜3か月間を語学学校で過ごしてから仕事探しを始めるプランを推奨しています。
- カナダの治安は良いですか?滞在中に気をつけるべきことはありますか?
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カナダは世界的に見ても治安が良い国の一つです。しかし、危険とされているエリアも一部ありますので、事前に調べて近づかないようにしましょう。特に夜間は人の通りが少なくなるため、現地では対策をしっかりしましょう。
- ワーホリの延長はできますか?
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2025年よりワーホリ制度が変更になり、現在は1回まで延長が可能です。またカナダのワーホリは最大2年間ですが、一回の申請で1年間有効になるため、2年目の延長の際にはもう一度ワーホリ申請をする必要があります。そのほかの方法でカナダ滞在を延長する場合は、ROワーホリ(セカンドワーホリ)や学生ビザ、労働ビザなどが選択肢になります。延長を計画している場合は、余裕を持って翌年度の申請手続きを計画しましょう。
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