人生の目標探しのため、カナダ滞在延長を決断
日本で3年間看護師として働かれていたナオさん。
リフレッシュも兼ねて新しいことに挑戦したいと海外に飛び出されました。
そしてワーホリを経て、当初予定していなかったコープ(CO-OP)プログラムにも挑戦中。
現在はコーナーストーンカレッジ(Cornerstone College)に通われています。
現在留学に行くか悩まれている方、特に看護師の方はぜひ読んでみてください。
またナオさんの1日密着動画を作成したので、留学生活が気になる方はコチラをご覧ください!
どうして留学を決意?
3年目で新しいことに挑戦したいと思ったことがきっかけです。
周りの看護師の先輩にワーホリを経験された方がおり、「そんな選択肢があるのか」と意識はしていました。
しかし日々忙しく、毎日の仕事をこなすことに精一杯だったので、「いつか行けたらいいな」と思うくらいでした。
本格的に考え出したのは、3年目になった時です。
コロナが流行し、唯一のリフレッシュ方法であった海外旅行にいけず、代わり映えのない日々に少し飽きていました。
キャリアアップを考えるタイミングでもあったので、新しいことに挑戦したいと思うようになりました。
その時にちょうど大学の看護学部の友人がワーホリに行くと聞き、海外への気持ちがより強くなり、そこで行くことを決意しました。
そして準備を整えて、一年後に海外に出ました。
決断がすぐできたのも、自分には看護の免許があるから帰ってきても経験を活かした仕事に就けるという安心があったのも大きかったと思います。
英語力はどうだった?
海外旅行によく行っていたので、「I want this」や「How much?」といった観光客として困らないほどの質疑応答はできていました。
洋画もよく見ていたので、英語力への自信は正直ありました。
しかし、語学留学のために行ったマルタにて、自分は全く日常会話ができないという壁にぶつかりました。
単語は知っているのに文章が作れず、全く会話ができませんでした。
どうしてマルタからカナダへ?
もともとワーキングホリデーでカナダに行くことは決めていたので、語学は違うところで学びたいとマルタを選択しました。
コロナで行ける国に制限がありましたが、その中でも「景色が綺麗でここいきたい!」いう直感でマルタを選びました。
マルタは人、ご飯、治安の全てが良かったです。
マルタは英語も公用語ですが、どちらかというと多くの人が英語を第二言語として使っていたため、英語をみんなで学んでいるという雰囲気があり、英語を話すことが楽しいと思える場所でした。
なぜカナダにワーホリ?
新しいことに挑戦かつ、リフレッシュのために海外にいくということが目的だったので、1年間限定のワーホリを選びました。
帰ってきたあとは、再び看護師として働くか、看護の経験を活かしいて医療系の企業に就職しようとまで考えていました。
まさか自分がコープ(CO-OP)プログラムで再び残るとは思いませんでした!
カナダを選んだ理由は自然です。
当初は海が綺麗なオーストラリアを考えていたのですが、コロナ禍だったため行けず、他の自然が綺麗な場所に行きたいということでカナダ・バンクーバーを選択しました。
実際に来て思ったことは、自然や空気が綺麗ということもありますが、想像上に色々な国の人がいることに驚きました。
様々な国の本格的な料理が楽しめて、新しいことの連続の日々でした。
日本料理も手軽に食べることができ、長期留学生にとってはありがたかったです。
なぜコープ(CO-OP)プログラムで残ることを決意?
自分をもっと知りたいと思ったからです。
様々な国の人と出会い話している中で、「ナオは今後何をしたいの?」と聞かれた時に自分の人生の目標がまだ決まってないこと、また自分が何をしたいのかさえも知らないことに気づきました。
そして、リフレッシュをするという目標は達成していましたが、新しいことに挑戦というもう一つの目標を思い出しました。
カナダやマルタでの新しい出会いから、様々なことに挑戦しながらも「自分は何が好きなのか」、「何を人生でやり遂げたいのか」ということを見つけたいと強く思うようになりました。
また、「自分次第でなにか新ことができるのでは」と考えていた時に、サッカーコーチとしての声がかかり、これが自分のやりたいことかもしれないと、コープで残ることを決意しました。
ワーホリ時の仕事は?
二つ仕事をしていました一つはローカルカフェのキッチンです。
仕事探しを始めた時期は1月の閑散期だったので、仕事を見つけるまでに2ヶ月かかりました。
インディード(Indeed)やお店に行ってレジュメを直接手渡しなど、合計30件は応募しましたが、返信が来たのはそのうち3件ほどでした。
そのうち採用されたのがこのローカルカフェでした。
家の近くを散歩していた時に、スタッフ募集の貼紙を見たので、すぐにお店に入り、マネージャーと面接して採用が決まりました。
こういう時に備えて、レジュメは毎日持ち歩いていましたね。
もともとはフロントスタッフとして英語を使う仕事がしたかったのですが、実際に働いてみるとキッチンは連携作業が多くコミュニケーションが大切なので、英語はフロントスタッフ並みに使っていました。
英語環境と思ってフロント業務を探す方も多いと思いますが、レストランによってはキッチンも英語環境の時があるのでおすすめです!
二つ目はキッズサッカースクールのコーチとしての仕事です。
この仕事は英語の先生の紹介がきっかけでした。
仕事が見つかる前は英語を話す機会がほとんどなく、このままではせっかく来た時間を無駄にしてしまうと思い、オンラインで見つけた英語スクールに行きました。
そこで出会った英語の先生と世間話をしていたら、私がサッカーのクラブチームに入っているということから、サッカースクールのオーナーを紹介してくださり、そこから連絡先を教えてもらい、そのオーナーと話すきっかけを与えてくれました。
そしてそこからコーチとして働いてほしいと声をかけていただき、せっかく子供の面倒を見るなら長く成長を見届けたい、またもしかしたらこれがやりたいことかもと思い、長期滞在を決意しました。
なぜデジタルマーケティングを選択?
色々なコースを見て、一番興味を持てたコースだったからです。
挑戦を通して、「自分の好きこと」を見つけたいと思ったので、興味を持てたコースを選択しました。
また今まで看護師としてフィジカルを求められる仕事をしていたので、オンラインで働ける仕事に就いてみたいとも思ったことも一つの理由です。
今はコース受講の準備のため、語学学校で英語の勉強を再開しています。
休み時間には、クラスのみんなでカフェに行ったりと楽しく学校時間を過ごしています。
今悩まれている方へのメッセージ
「海外に出るってすごいね」とよく言っていただけるのですが、1歩踏み出す勇気さえあればみんなできることです!
誰も知り合いのいない土地で、友人を作ったり、仕事や家を探すことは大変ですが、その大変さを乗り越えることで自分に自信がつきます。
今まで日本にいたら出会えなかったであろう方々にたくさん出会えて、新しい自分にも出会えます。
周囲の人と違うことをするのは、すごく勇気のいることだと思うのですが、一歩踏み出すだけで、自分の可能性が広がります。
特に看護師の方は資格という強みがあるので、リフレッシュするために一旦海外に行ってみようというような気持ちでも大丈夫です!私もそうでした(笑)
渡航のタイミングは悩まれると思いますが、「今行きたい」という気持ちを大切に海外に飛び出してほしいです!
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